5月28日、北京サービス貿易交易会が北京のコンベンションセンターで開幕した。温家宝総理が開幕式でスピーチし、この交易会を影響力のあるビッグイベントに仕立て上げるよう励ました。温総理はサービス業の発展を促し、資金調達、株式上場などの面でも力を入れるようにしたい、と述べた。そしてドーハラウンドの交渉の歩みを速め、グローバルなサービス貿易面での協力を強化し、サービス貿易のバランスの取れた発展を目指すよう呼びかけた。
この交易会は貿易の12の分野をカバーし、商業、通信、建築、金融、観光、娯楽、文化、スポーツなどさまざまな内容が含まれている。 さらに、WTO、国連貿易開発、OECDなどのバックアップを受け、関連諸国の政府要人、貿易主管閣僚が開幕式に出席し、ハイレベル・フォーラムにも出席することになっている。そして、世界のベスト500企業のうち67社、中国の中央クラス大手企業65社が出展し、130のさまざまなフォーラム、セミナーが催され、商談も行われることになっている。出展したさまざまな企業、業者は大小あわせて4000以上に達し、ウォールマート、著名なコンサルタント会社マッケンジー、セブンイレブン、カルフールなどのCEOも代表団を率いて参加している。
これからは南の広州交易会、北の北京サービス貿易交易会が毎年開かれることになり、中国の次の段階の経済成長に寄与することになろう。
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