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故宮で最も豪華な宮殿とされる倦勤斎の修復作業が10日に終了した。倦勤斎は、清代の乾隆帝(1711—1799年)が王位を息子に譲った後に生活するために作らせたもので、当時、最も豪華な装飾品で飾られていたといわれている。

しかしラストエンペラーの溥儀が1924年に故宮を出てからも一度も公開されたことがなく、世界記念物基金(WMF)は2003年に300万ドルを投じて、故宮の関係者と協力して倦勤斎の修理作業を始めた。

倦勤斎の一番大きな特徴は、176平方メートルの天井画や壁画だ。北面はカササギが宮殿を旋回し満開なボタンが描かれ、天井には紫色の花をつけたフジが絡みつき、東は冬の景色というように、四季おりおりの風景が描かれている。

今回の修理作業では、乾燥した冬に壁画に亀裂が入らないように、室内の温度は5度から10度に保つクーラーを使用し、ホコリを防ぐための密封できる窓も取り付けられた。

倦勤斎の白玉の彫刻や両面に施された刺繍などの装飾品は朽ち、3万余りの残片になっていたが、関係者の努力ですべて復元された。

今回の修復作業を終えた倦勤斎は、今後150年間、大規模な修復を行う必要ない。倦勤斎は来年から制限つきで公開されることになっている。

 

 


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