元・明時代の北京城には、”五大魔よけ物”という話しがあります。金・木・水・火・土という陰陽八卦の”五行”により、北京の東南西北で、五大の魔よけ物は設けられました。
一、東の魔よけ物-金糸楠木
五行の”木”は東に位置、魔よけ物は神木場というところに置いていた金糸楠木。

二、西の魔よけ物-大鐘寺の大鐘
五行の”金”は西に位置、魔よけ物は大鐘寺にある巨大な鐘です。

三、南の魔よけ物-永定門燕墩
五行の”火”は南に位置、魔よけ物は永定門にある燕墩です。

四、北の魔よけ物-昆明湖銅牛
五行の”水”は北に位置、魔よけ物は昆明湖にある銅牛です。

五、中央の魔よけ物-景山
五行の”土”は中央に位置、魔よけ物は景山です。

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