国家大劇院
中国国家大劇院は中国北京の天安門広場の西側に2007年9月に完成した国立劇場。人民大会堂に近い。

国家大劇場は人口湖に浮かぶ銀色の半球をなしており、「水上の真珠」「ビッグエッグ」などと呼称されている。外殻のアーチ長は212.2mに及び、現在世界最大のアーチと言われている。また地下部分は深く、その深度は10階相当と北京で最も地下部分が深い建造物となっている。

2004年に着工。総工費は32億元。設計者はフランスの建築家ポール・アンドリュー。外観では卵の形にしたドーム型の施設で、2,416席のオペラ劇場2,017席収容の音楽ホール、1,040席収容のコンサートホール等がある。

こけら落とし公演はガラコンサートで、開場記念事業にはマリインスキー・オペラや、小澤征爾指揮中国交響楽団のジルベスターコンサートなどが2008年4月まで続けられる予定。

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