18日の正午前に行われた男子110メートル障害第1次予選で、アテネ五輪金メダリストの劉翔選手が、けがのために棄権し。
劉翔選手のけがは右足のかかとで、アテネ五輪前から痛めていたが、効果的な治療で一時的には収まり、先週の土曜日までは状態がよかった。しかし土曜日の練習で再発し、緊急手当てを受けた。
その時の劉翔選手はまだ自信満々だった。18日の午前、試合前の準備中に痛みが激しくなり、激しい痛みをこらえながら治療を受け、競技直前の医師のマッサージでは、全身が震えるほどの痛みだった。
それでも彼の顔には、どうしても1次予選を突破しようという強い意志が見られた。会場に入った後、何度も走っていたが、その痛みは想像以上だったに違いない。
|